​Hennery Farm / へねりーふぁーむ 代表 坂尾英彦

銚子市でのきゃべつ栽培の歴史

 

銚子でのきゃべつの栽培は昭和28年から始まりました。それ以前は、サツマイモや麦類をを栽培していました。
サツマイモは価格変動が激しく、麦は病気にかかりやすく農家の経営はとても苦しかったのです。

何かいい作物はないか?と思っている際に行商で上野に行った仲買人が焼きそばに入っていたきゃべつを食べ、

とても美味しくてビックリしたそうです。きゃべつは今では、なじみのある野菜ですが

その当時は球体の野菜はとても珍したそうです。これをきっかけに一部の農家が試作を繰り返した後に
銚子での商業的な栽培が始まりました。

横に長く広がる地形なので沿岸部と内陸部で気温も環境も異なります。沿岸部は特に冬は暖かく、夏は涼しく

野菜の生育には最適の地域です。冬はほとんど雪が降りません。夏は都心より-5になります。
さらに海から常に吹き荒れる潮風は野菜や土壌にミネラル成分を与え野菜を甘くしてくれます。

この恵まれた土壌を活かし 主に きゃべつ、きゃべつ、とうもろこしの3耗作を行っています。

Hennery Farm の歴史

我が家は代々の農家で私で12代目となります。笠上、黒生、海鹿島、小畑 周辺の沿岸部に約12,000坪の畑があります。

大体、東京ドーム1つ分の広さです。銚子市は名前のごとくお酒を入れるお銚子を横にした形をしています。

95年前に銚子電鉄は開業の際にHennery Farm の畑を裁断するように線路を引きました!

笠上黒生駅から西海鹿島駅の間は両サイドがキャベツ畑になっています。

歴史を物語るかのようにキャベツは20玉しか栽培できない3角形でトラクターなどでの作業もできない

畑が当時のまま残っています。

私達は自社のたい肥小屋を所有し、銚子市内の養鶏場から運んだ鶏糞とわらを混ぜ合わせ大型重機で切り返し
発酵させ肥料を年に一度土壌に散布します。

このたい肥には窒素、リン酸、カリウム2、カルシウム,マグネシウム,マンガンなどを含み,

肥料としての価値は高いのです。

農家にとって土壌をつくることが最も重要なことです。
そしてその土壌は、長年の積み重ねで作られていく伝統です!

Hennery Farm の思い

 

銚子市は関東近郊のキャベツの産地として有名です。春キャベツは温暖な気候を活かし生産量は日本一です。
しかし、農家は生産する為の作業に追われる中で野菜を作って出荷することだけを考えるようになってしまいました。

美味しい野菜を作る為ではなく、生活する為に生産して仲買人に売ることが基本的な考えになってしまいました。

 

私達は精魂込めて作った野菜を責任も持って消費者へ届けたいと思います。

銚子市でも沿岸でしか生産できない ミネラルを多く含んだ野菜を約90日間、常に気にかけながら作業をします。

天候に左右される為、去年の作業を今年してもダメな場合があります。
自然と共にある農業には正解はなく、長年の積み重ねによる経験が必要です。

日本の農業は世界に誇れる伝統産業だと思います。

私達は精魂込めて作った野菜を決められた規格に合わせ安い値段で販売することに疑問を感じています。

自分で生産した野菜の値段を自分で決められない!

 

これが日本の農業を衰退させ、後継者不足の大きな原因だと思います。

私達は農業の大変さや楽しさ、喜びを農業体験を通じて感じ取って頂きたいと思っています。

自分で収穫した野菜を産地でしか食べれない新鮮な食べ方、郷土の食べ方で食べて頂きたいと思います。

へねりーふぁーむ で生産した自信を持っておすすめできるキャベツを安定した価格で販売する為に

"アフロきゃべつ" と名前を付け販売しています。

生産者である 坂尾英彦 がアフロヘアーであることから名づけられました。

しかし、この名前には他にも意味があります。それは...

閉鎖的な農業をイメージから楽しく、身近な存在にする為


あえておもしろい名前にしました!

これからの時代を生きていく子供達、若い世代に農業を知ってもらうきっかけに
"アフロきゃべつ" がなってくれることを願っています。

私達の活動を見てこれから農業に関わる若い世代が
色々な新しいことに挑戦できるきっかけになってほしいと思います。